空手に対するイメージの中で、必ず登場するものの一つに「瓦割り」があります。
今まで瓦割りはしたことがなかったのですが、この度挑戦することとなりました。
一般的(?)な瓦割りによく使用されている瓦は、
熨斗瓦と呼ばれる真ん中で割れるように作られたもので、
案外割れやすい構造となっています。(と聞いております。)
しかし、我が道場の師範代は、普通の瓦(厚さ2〜3センチくらい)を
普通に割っております。手刀でも割れるそうです。化け物です。
瓦割りへの誘い
いつもの様に道場で稽古している最中に、瓦割りの話になりました。
私が「割ってみたいですねぇ」と口走ったところ、
師範代が「割ってみる?いま持ってきてやるよ」とおっしゃられ、
本当に普通の瓦(ガチ瓦)を持ってきてくださいました。
※普段から瓦を持ち歩いている理由は確認できておりません。
正直、割る覚悟はできていなかったのですが、
私のために用意していただいた瓦を、今更ムリだとは言えないので、
ものは試しに割ってみることとなりました。
瓦の硬さにビビる
実際にガチ瓦を手に取ってみると、普通に硬い石のような物体でした。
これが素手で割れるとは到底思えませんね。
(これ殴ったら、骨折れるんじゃね?)と思いましたが、
地面に瓦がセットされ、瓦割りの準備が整ってしまいました。
一応、部位鍛錬はやっているので、もしかしたら割れるかもという期待もあり、
地面に置かれている瓦の上に拳を置いてみました。
(やっぱり割れる気がしねぇ)と思いましたが、
ここまで来たらやるしかないので、
己の拳に全集中し、ガチ瓦を思いっきり殴りました!
「ペキョッ!」
という音がしたかどうかは分かりませんが、
拳が真っ直ぐに当たらず、手首が折れ曲がる形で突きがヒットしました。
もちろん、ガチ瓦は「てめぇにオレは倒せねぇよ」と言っているかのように
ノーダメージでピンピンしておりました。
私はガチ瓦の前に、なすすべなく佇むのみでした。。。
今回のチャレンジは大失敗に終わってしまいましたが、
しっかりレベル上げをして、再度挑むこととします!
(つづく)
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